エアコンの効きが悪い原因は故障?修理や交換が必要?快適な温度で過ごすために解決しよう!

更新日:2024年7月18日

公開日:2023年11月15日

取り付け工事も無事終わり快適に過ごせるかと思いきや、、エアコンの効きが悪い!!
夏の暑い時期は特に、「エアコンの冷房が効きが悪い」と感じることがあるかも知れません。
エアコンの効きが悪いと部屋の中で快適に過ごせませんから、なんとか良くしたいと思うはずです。
そこで今回は、冷房の際のエアコンの効きが悪くなる原因と、その際に修理や交換対応が必要なのか?その対策について紹介していきます。

LINE

フォーラムサービスなら
LINEでお見積りやご注文が
カンタンにできます!

ここからチェック→

※エアコン修理のご依頼は承っておりません。

エアコン工事のことでお困りですか?

写真を送って
工事のご相談ができます!

お問い合わせはこちら

エアコンの風が冷たくならない原因(冷房編)

ではまず、風が冷たくならない「原因」から見ていきましょう。

【原因1】エアコン室内機が汚れている

エアコンの効きが悪くなる原因のひとつに、「室内機の汚れ」があげられます。
もし室内機に汚れがたまってしまうと、エアコンの内装部品である「熱交換器」が空気ではなく、内部に溜まった「汚れ」を冷やすことになってしまいます。
エアコンの室内機の内部が汚れていると、冷媒配管の冷えた温度を、効率よく熱交換器に伝えることができなくなるからです。
その結果、エアコンの冷房が効かないという状態になってしまいます。

エアコン室内機が汚れている時の対処法

ではエアコン内部が汚れている場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
方法は二つあります。
①フィルター清掃をする                                                ②エアコンクリーニングをする
このうち①のフィルター掃除は、自分でできます。
しかし②のエアコンクリーニングは、専門業者に依頼しなければなりません。

エアコンのクリーニングについては下記の記事をご参考ください!

関連記事
エアコン掃除(クリーニング)を徹底解説!自分でもスッキリきれいな仕上がりに

エアコンの掃除やクリーニングをしていないと、エアコンからの風のニオイや空気の汚れが気になったり、さらにはエアコンの効きが悪く感じることがあるはずです。そんなときは、クリーニングをするべきなのですが、少しでも安くあげるため […]

【原因2】エアコンが部屋の広さに合っていない

エアコンの効きが悪い原因には、「エアコンが部屋の広さに合っていない」という場合もあります。
極論を言えば「20畳」の部屋に「10畳」用のエアコンを使用しても、エアコン本来の性能は発揮できず、効きが悪くなってしまいます。
エアコンをしっかり機能させるためには、部屋の大きさ(畳数)に合った容量のエアコンを使用することが大切です。

エアコンが部屋の広さに合っていない時の対処法

もしエアコンが部屋の広さに合っていない場合、どのような対処法があるのでしょうか。
残念ながらその場合は、部屋の広さに合ったエアコンに買い替えるしかありません。

エアコンの畳数選びのご参考はこちら

関連記事
何畳用のエアコンを買えばいい?最適な畳数と畳数表示の落とし穴

こんにちは、フォーラムサービスの田中です。 ぼちぼち暑くなってきたのでエアコン購入を検討されている方も多いのではないでしょうか?今回はエアコン購入時のお悩みポイント、エアコン性能と畳数のお話を書こうと思います! 部屋の畳 […]

【原因3】エアコン室外機が排熱不良を起こしている

エアコンの効きが悪い理由には、エアコンの室外機が「排熱不良」を起こしている場合もあります。
エアコンの室外機の役割は、室内機で冷やした空気を部屋の中に送り、部屋の中の熱い空気を室外機で放出することとなります。
そのため、室外機が部屋の中の熱い空気を充分放出できないと、排熱不良を起こしてエアコンが冷えなくなってしまうのです。

エアコン室外機が排熱不良を起こしている時の対処法

ではエアコンの室外機が排熱不良を起こしている場合には、どのような対処法があるのでしょうか。
まず室外機のまわりに、障害物がないかを確認してください。
もしまわりに障害物があると、室外機が効果的に熱を放出できない「ショートサーキット」という状態になってしまいます。
このショートサーキットという状態は、室外機から吹き出した風が障害物に跳ね返り、すぐにまた室外機の吸い込み口へ戻ってしまう現象です。
そのため室外機の周りに障害物があるのなら、室外機を移動をさせなければなりません。
室外機の移動は自分ではできませんので、専門業者に依頼してください。

室外機から異音がする場合の対処法については下記を参照

関連記事
【異音】エアコンの室外機がうるさい原因と対処法をご紹介!

エアコンを使っている時に、「室外機の音がうるさい」と感じたことはないでしょうか?エアコンから発生する異音は、近隣住民との騒音トラブルや、睡眠の妨げにもなるかねないので、早急に解決したいところです。この室外機の異音の原因は […]

【原因4】エアコンの冷媒ガス漏れ

次に考えられる原因が、エアコンの「冷媒ガス漏れ」です。
エアコンを冷やす役割を果たすこの冷媒ガスが不足したり、漏れたりしていると、エアコンの効きが悪くなってしまいます。

エアコンの冷媒ガスが漏れている場合の対処法

エアコンの冷媒ガスが漏れている場合、どのような対処法があるのでしょうか。
残念ながら、ガス漏れの確認や対処は自分ではできません。
そのため冷媒ガスが漏れているかの確認や修理は、エアコン設置専門業者やメーカーに依頼することになります。

冷媒ガスについては下記の記事で詳しく紹介しています

関連記事
エアコンの冷媒ガス補充が必要!?もしかしてそのエアコン不具合は冷媒ガス漏れかも?

こんにちは、フォーラムサービスの田中です。 新品の取り付け工事をしてからある程度の年数を使い続けたエアコンで、「エアコンの効きがちょっと悪いな」と感じることがありますよね。これは「エアコンの冷媒ガスが足りていない」ことや […]

【原因5】エアコンの故障および寿命

エアコンの効きが悪くなる原因として考えられることの中には、エアコンの故障や寿命の可能性もあります。
エアコンの寿命は、10年程度が目安となります。
そのため、もし10年以上使用していてエアコンが冷えなくなったのであれば、エアコンが寿命を迎えている可能性があります。

エアコンの故障および寿命の時の対処法

エアコンの故障や寿命の時の対処法は、まずメーカーに見てもらい、故障か寿命かを診断してもらうことになります。
ただし故障の場合でも、修理費用が新しいエアコンに買い換えるより高くなる場合がほとんどですから、現実的にはエアコンを買い替えることになるかも知れません。

エアコンの寿命について下記の記事で詳しく紹介しています

関連記事
エアコンの寿命は約10年!?年数や不調のサインで早めの買い替えを!

エアコンの「寿命」は、一体何年なのだろうと考えたことはありませんか?家電製品でもあるエアコンは、壊れるまで使うという方も多いかも知れません。そのため実際に寿命がどのくらいなのか、知られていないのではないでしょうか。しかし […]

エアコンの効きが悪い原因(暖房編)

では続いて、暖房の際にエアコンの効きが悪い原因について見ていきましょう。

【原因1】冷房と同じく本体の汚れやガス漏れ、故障が原因

暖房の際にエアコンの効きが悪くなる原因としては、冷房と同じく、本体の汚れやガス漏れ、故障の場合があります。
基本的にエアコンの効きが悪い原因は冷房、暖房とも同じことが多いと言えます。
そのためまずは、エアコン内部の汚れやガス漏れ、寿命や故障が原因として考えられます。

本体の汚れやガス漏れ、故障が原因の際の対処法

ガス漏れや故障などが原因の場合、自分では対処できません。
そのため、まずメーカーかエアコン設置専門業者に相談してください。
エアコン内部の汚れは、まず自分でフィルター清掃すれば解決します。
フィルター以外の汚れに関しては、専門業者にクリーニングを依頼してください。

【原因2】霜取り運転が行われている

その他に暖房の効きが悪くなる原因として考えられるのが、「霜取り運転」が行われている場合です。
これは、暖房運転特有の現象となります。
霜取り運転とは、室外機の熱交換器を暖めることで霜をとかす作業です。
特に雪が降っている時に始まることが多く、霜取り運転中は、エアコンから暖かい風が出なくなってしまいます。
しばらく霜取り運転をして霜がとけてなくなりれば、暖房運転が再開します。
その際に、室内機から「プシュー」「シャー」「ポコポコ」という冷媒が流れる音がしますが、これは故障ではありません。

霜取り運転が行われている時の対処法

もし霜取り運転を早く終わらしたいという場合は、お湯などを室外機にかけて、雪を解かしても良いでしょう。
ただしお湯の温度は、雪を溶かす程度にしておきます。
絶対に室外機には、熱湯をかけてはいけません。

エアコンの霜取り運転とは?途中で止められる?など下記の記事で解説しています

関連記事
暖房が急に止まる!エアコンの霜取り運転が原因?

こんにちは、フォーラムサービスの田中です。 冬の寒い時期にエアコンを暖房器具として使っている時、急に暖房が止まってしまい困ったことはありませんか?これは暖房機能が故障しているわけではなく、一時的に「霜取り運転」モードにな […]

【原因3】リモコンの設定ミス

暖房時にエアコンの効きが悪い原因として、リモコンの設定ミスも考えられます。
エアコンのリモコンは、気温や室温に合った温度設定をしてください。
例えば気温が30度の時に、リモコン設定温度が「冷房28度・微風」になっていても、エアコンはしっかり機能しません。暖房の時も同様です。
まずエアコンが冷えない、暖まらないと感じたら、「冷房で設定温度16度で最大風量」または「暖房で30度で最大風量」に設定して、エアコンが動作するかどうかを確認してみましょう。

リモコンの設定、除湿や・ドライ運転などの基本を下記記事で解説!

まとめ

○エアコンの効きが悪い原因(冷房編)
・室内機が汚れている
 -フィルタを掃除する
 -清掃業者にクリーニングを依頼する
・エアコンが部屋の広さに合っていない
 -広さに合ったエアコンに買い換える
・室外機の廃熱不良
 -室外機を移動する
・冷媒ガス漏れしている
 -修理専門業者かメーカーで修理する
・エアコンの寿命
 -エアコンを買い換える
○エアコンの効きが悪い原因(暖房編)
・本体の汚れやガス漏れ、故障
 -フィルタを掃除する
 -清掃業者に修理やクリーニングを依頼する
・霜取り運転が行われている
 -霜取り運転が終わるのを待つ
 -室外機の周りの雪を溶かす
・リモコンの設定ミス
 -動作する温度で設定する


エアコンの効きが悪い場合、いくつかのケースは自分で対処することも可能ですが、そうでない場合専門の業者に依頼する必要があります。
もしエアコンが寿命を迎えている場合は、新しいエアコンへの買い換えも検討してください。

関連記事

関連するエアコン工事

※当サイトの掲載内容、テキスト、画像、映像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
著作権侵害として刑事罰の対象となると判断した場合は、法的措置をとります。

エアコン工事注文

記事アーカイブ

ページトップへ戻る