もしかしてエアコンの冷媒ガス補充が必要!?そのエアコン不具合は冷媒ガス漏れかもしれません。

更新日:2024年4月5日

公開日:2022年12月19日

エアコンガスバルブ

こんにちは、フォーラムサービスの田中です。

新品の取り付け工事をしてからある程度の年数を使い続けたエアコンで、「エアコンの効きがちょっと悪いな」と感じることがありますよね。
これは「エアコンの冷媒ガスが足りていない」ことや「冷媒ガスが抜けている」ことが原因となっている可能性があります。
この冷媒ガスは、破損や経年劣化によって漏れてしまい、そうなると補充する必要が出てきます。
今回は、エアコンで冷たい風や暖かい風を出す重要な役割を果たす冷媒ガスとはどんなものか、さらに冷媒ガスに必要な「補充」についてご紹介していきます。

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目次

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そもそもエアコンの冷媒ガスって何?

冷媒ガスとは温度調節を行う機器に使用されている物質です。
エアコンの場合はこの冷媒ガスが温度の上げ下げをするために、とても大切なものになります。
冷媒ガスとしてもっとも一般的に用いられるのはフロン類と称される各種のガスです。

しかし、フロン類のガスはオゾン層破壊の原因となることより、特定物質の生産中止を始めとする規制が設置されています。
近年では、安全性の高い様々な冷媒ガスが代替活用されています。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
環境庁フロン排出抑制法の概要」 >

冷媒ガスの補充はどんな時に必要?まずはエアコンの状況を探ろう!

エアコン室内機

取り付け工事後にエアコンの効きが悪くなってきたと感じた時に、冷媒ガスの補充をするべきかどうかの判断は、まずエアコンの状態を確認するところから始めます。


エアコンの冷媒ガスの量は規定で決められていますが、その量は自分で確認できません
そのため専門の業者に依頼して確認してもらうことになります。
もし、エアコンの効きが悪いなと感じたら、自分で対処するのではなく、まずはエアコンの専門業者かメーカーに相談してみてください。

エアコンの風が冷えない、温かくない原因とは?

リモコンをエアコンに向ける

そのほかに、エアコンが冷えなくなったり暖かくならなくなったりする理由には、どのようなものがあるのでしょうか。
これには3つの原因があります。
①冷媒ガスがない・抜けている
②エアコン本体の不良
③エアコンの寿命

このうち①と②に関しては、自分で確認できませんので、業者やメーカーに相談することになります。
③に関してはエアコンを新品で購入してから、どのくらいの年数が経ったかによって判断できます。
一般的にエアコンの寿命はおよそ10年程度で、これ以上使っているエアコンの効きが悪くなった場合、原因は寿命ということになります。
そのため、冷媒ガスを補充しても効きは改善されず、補充しても無駄な費用を支払わなければなりません。
10年以上使って寿命を迎えたエアコンが不調になった場合は、買い換えを検討するのが一般的には正解となります。

【原因1】エアコンの故障の場合

では続いて、エアコンの効きが悪くなった時の、「具体的な原因」とそれぞれの対処法を5つ紹介していきます。
まずは「エアコンが故障していた」という原因の対処法を見ていきましょう。
エアコンが故障していた場合、冷媒ガスを補充しても、効きはよくなりません。
エアコンはさまざまな部品や基板で作られていますので、部品や基板が壊れてしまった場合、冷媒ガスは関係ないからです。
故障が原因の場合は素人が確認できませんので、専門家に確認してもらいましょう。
ただしこの際気をつけたいのが、誰に依頼するかという問題です。
原則的に故障に対応するのは、エアコンのメーカーです。
それ以外にエアコンの設置業者が故障対応を受け付けている場合もありますが、設置業者は修理に対しての知識はほとんどありません
しかし、悪質な業者の場合、効果のない冷媒ガスの補充を勧めて費用を請求してくることもあります。
このようなトラブルを避けるためには、エアコンの効きが悪くなった時には、必ずメーカーに問い合わせるようにするべきなのです。

【原因2】エアコン取り付け時または移設時の施工ミスの場合

原因の二つ目は、エアコン本体ではなく取り付けの際の配管の「施工ミス」です。
これは引っ越し時のエアコン取り外しや取り付け時に、取り付け業者が冷媒ガス回収や真空引きという作業をしっかりしなかったり、配管の接続がきちんとされずに、冷媒ガスが漏れてしまっていたというケースです。
このような場合は、依頼した業者に連絡して配管をチェックしてもらうことにあります。
もし施工ミスで効きが悪くなっていたのなら、基本的には保証で無償対応してもらえるはずです。
そのためエアコンの移設工事の依頼は、きちんと保証がある業者に依頼しておくべきでしょう。

【原因3】配管の経年劣化による亀裂等の場合

エアコンが効かなくなる原因には、配管(冷媒管)の消耗や経年劣化というも考えられます。
この配管は銅でできているため、年数が経つと劣化や消耗してしまうある意味消耗品ともいえるのです。
配管が消耗すると亀裂が発生して、冷媒ガスが抜けてしまう可能性があります。
新品のエアコンを取り付ける時には、特に指定しなければ新品の配管が使用されますが、引っ越し時などの移設工事の際には、今まで使っていた配管をそのまま再利用する場合もあります。
その場合、新品と比較するとガスが抜けてしまうリスクが高くなってしまいます
そのため移設や中古エアコンの取り付けの際は、できるだけ新品の配管を使用するように依頼するべきでしょう。

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【原因4】業者に頼まず自分で配管を取り外したエアコンの場合

もしエアコンの取り付けや移設を自分でしてしまった場合も、冷媒ガスが抜けてしまうリスクが高まります。
エアコンの取り付けは、本来素人がやるのではなく、専門知識を持ったプロがするべき作業で、正確な工程と方法が求められます。
もし自分で作業してしまった場合は、冷媒ガスが抜けてしまうリスクが非常に高くなるということになります。

【原因5】室外機を自分で移動した、配管接続部を触った等の場合

エアコンの室外機を自力で移動してしまった場合も、冷媒ガスが抜けてしまう可能性が高まります。
配管は室内機と室外機をつなぐものですが、その中にはガスが流れています。
もし室外機を素人が移動してしまうと、ガスが流れている配管の接続が外れてしまったり、接続が甘くなってしまい、冷媒ガスが抜けてしまいます。
もし室外機を移動したいのであれば、専門の工事業者に依頼するようにしましょう

エアコンガス漏れの簡単な確認方法

エアコンにチェックをする女性

もしエアコンの効きが悪いと感じた時、冷媒ガスが漏れているかどうかは自分でもチェックできます。
チェックするポイントは室外機の配管接続部分で、ここに霜がかかっているような「結露」がある場合、それはガスが抜けているサインとなります。
あるいはエアコンのリモコンにエラーコードが表示される場合も、原因を特定できることがあります。
このエラーコードについては取扱説明書や、インターネットで確認できます。
もし冷媒ガスが漏れているサインが出ているのなら、専門の業者またはメーカーに相談してみてください。

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エアコンの取り付け工事

エアコンを最安値で購入し設置したい場合は、ネット通販で購入した本体を、エアコン設置の専門業者に設置してもらうのが正解です。ネット通販で本体を購入すれば格安で本体が手に入りますし、設置専門の業者を使えば格安で設置が可能となります

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エアコンの冷媒(ガス)は自分で補充できる?

エアコン室外機を修理する男性

エアコンが効かなくなる原因は冷媒ガスが漏れていることが多いのですが、では抜けて足りなくなった冷媒ガスを、自分で補充することはできるのでしょうか。
残念ながら冷媒ガスの補充は、専門業者に任せるしかありません。
もし自分で補充しようとすると、エアコンが故障してしまう可能性がありますので絶対に手を出さないようにしてください。

ガス補充に必要な機材について

参考までに紹介しておきますが、ガス補充に必要な機材は、
①真空ポンプ
②マニーホールド
③冷媒ガス
④トルクレンチ
⑤その他機材

となります。
もしこれらの機材を全部備えると10万円以上必要となりますので、専門業者に頼んだ方がずっと安上がりになります。

ガス補充の手順

こちらも参考までに冷媒ガス補充の手順も紹介しておきましょう。
①必要な器具(マニーホルド)を室外機につなげる
②真空引き(真空ポンプ)で行う
③気密試験
④ガス補充(冷媒ガス)
⑤バルブを閉める

このような作業は、専門知識なしでは困難なものです。

実はとっても危険!ガス補充時に注意すべきこと

さらに素人が冷媒ガスの補充をしてはいけない理由に、「危険性」があげられます。
冷媒ガスは非常に引火しやすい性質を持つため、正しく扱わないと爆発や火災の危険性があるのです。
そのため冷媒ガスの補充は、必ず専門業者に依頼するようにしてください。

ガス補充はやっぱりプロにまかせが一番!

ここまで説明したとおり、冷媒ガスの補充は機材をそろえるのにお金がかかる上、安全な作業のためには専門知識や経験が必須となりますので、必ず専門業者に依頼するべき作業となります。

エアコンの冷媒ガス補充を業者に頼むには

スマートフォンで調べものをしている様子

ではガス補充する業者は、どのように探せば良いのでしょうか。
原則的には、エアコンを取り付けた際の取り付け業者に相談してみましょう。
もし施工ミスであったら、無償で保証してもらえるかもしれません。
保証期間を過ぎてしまっているのであれば、エアコンのメーカーに相談するか、インターネットで信頼できる修理業者を探してみてください。

業者の調べ方など

冷媒ガスの補充や修理を依頼する業者の調べ方は、次の4つの方法があります。
①インターネットで検索し近くの業者に相談する
②近くの電気屋さんに相談する
③買ったところ、もしくは工事してもらったとこのに相談をする
④今使っているエアコンのメーカー型番を調べそのメーカーさんに相談をする

エアコンガス補充の費用は?相場について

もしエアコンの冷媒ガスを補充しなければならない場合、気になるのはその費用になるはずです。
冷媒ガスの補充費用は冷媒ガスの種類によって異なります。
新しい年式のエアコンに使われている「R32」という種類のガスの場合、

補充費用の相場は
15000円~25000円前後
です。


この料金はガスの量や、エアコンの状態や配管からの漏れ具合によって変わり、さらに、ガス補充以外に部品の交換が必要となる場合もあります。
そのため、依頼する前にまずは見積もりをとって費用を確認しておきましょう。

【参考】
オプション工事料金表>ガス(冷媒)補充
※当社でご依頼いただいた、エアコン取り付け工事に伴う付帯サービスとなりますので予めご了承ください。

ガス補充時に追加費用がかかるケースとは?

ガス補充時には、追加費用がかかるケースもあります。
もしガスを流している配管が劣化している場合、ガス補充以外に新品の配管に交換する必要があるからです。
さらに、配管交換する場合、室内機と室外機を一度外さなければ交換ができません。
その場合補充に必要な費用は

エアコンの脱着10,000円~20,000円
配管交換(4m程度)10,000円
ガス補充15,000円~25,000円


となり、合計で35,000円~55,000円前後かかこともあり得ます
そうなると、状況によっては新しいエアコンを買った方がお得といったケースもありますので、必ず交換依頼の前に見積もりを確認する必要があります

番外編-カーエアコンもガス補充が必要か?

余談になりますが、自動車のエアコンも冷媒ガスの補充が必要となります。
自動車の場合は配管のトラブルよりも、振動で冷媒ガスが漏れてしまう場合もあります。

車のエアコンもディーラーなどプロに任せよう!

カーエアコンの冷媒ガス補充は、カー用品店などで購入して、セルフで行うことも可能です。
しかし基本的には家庭用エアコンと原理は同じですから、専門家に任せた方が間違いありません
自分で対処すると無駄な出費や危険性が伴うリスクもあるため、必ずディーラーや専門業者に依頼しましょう。

まとめ

今回はエアコンの効きが悪くなる原因と、その対処法として冷媒ガス補充について、なぜ漏れてしまうかについてご紹介してきました。
さらに作業を自分でやるリスクや費用相場、依頼するときの注意なども理解できたのではないでしょうか。
通常であれば、きちんと使用していればエアコンの寿命期間中にガスが抜けてしまうことはありません
ただし、ガス補充をする際には、思いがけない費用がかかる場合があります。
そのため、エアコンの効きが悪いなと思ったら、まず専門業者やメーカーに相談し、原因を特定して修理費用を明確にすることをおすすめします。

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