寝る時のエアコン事情、つけたままでも大丈夫？快眠の秘訣とは？

近頃では熱帯夜が多く、「寝る時もエアコンを付けたい」と感じることも多いのではないでしょうか。
しかし、節電のことを考えると、夜の間エアコンをつけっぱなしにしていても大丈夫なのか不安に思うこともあるかも知れません。
そこで今回は、寝る時のエアコン事情、つけたままでも大丈夫か、そして快眠の秘訣などについて紹介していきます。

寝る時に冷房はつけっぱなしでOK？

まず疑問に思うのは、「寝る時に冷房はつけっぱなしでOK？」ということではないでしょうか。
結論としては、エアコンはつけっぱなしにしてもＯＫです。
暑さによる寝苦しさで夜中に何度も起きて、そのたびにエアコンを付けたり切ったりを繰りかえすと、かえって冷房の効率が悪くなり、電気代も高くなってしまうのです。

快眠のための秘訣 とは？

では、暑い夏場の快眠のためには、なにか秘訣があるのでしょうか。
もしあるのなら、知っておきたいですよね。
つづいてどうしたらより質の良い睡眠がとれるのかについて見ていきましょう。

布団の中をベストな温度に保つ

まずは、布団の中をベストな温度に保つことが快眠のためには重要です。
布団の中の温度は33度前後・湿度は50％程度が理想の環境と言われています。

夏には夏場用の、汗や水分の吸収性に優れた布団を使用することで、より快適に眠れるようになります。

室内の「温度」「湿度」「気流」に気を付ける

さらに室内の「温度」「湿度」「気流」に気を付けることも重要です。
下記が快眠に最適な湿度・温度・気流です。

温度	18～28度
湿度	40～60％
気流	秒速0.5m以下

特に大切なのが風向きです。
エアコンの風が直接人体に当たらないように、風向きを調整するようにしてください。

個人の「体質」「着衣量」「寝具量」に気を付ける

個人の「体質」「着衣量」「寝具量」に気を付けることも大切です。

体質	暑がり・寒がり・平熱が高め、低めなど
着衣量	季節や室温で調整
寝具量	季節や室温で調整・夏場はお腹や足先を冷やさない程度

暑さの感じ方には個人差があるため、寝る際の服装を自分に合ったものにすることで、眠りの質が良くなります。

寝るときの最適なエアコンの設定とは？

では、寝るときの最適なエアコンの設定とはどのような設定なのでしょうか。
エアコンの設定は、夏場の冷房であれば「25度前後」が理想的です。
エアコンを使って適切な室温に調整することが、寝苦しい夜には重要なポイントとなります。

エアコンで体調が悪くなる、風邪をひく原因とは？

もしかしたら、寝る時にエアコンをかけると体調が悪くなるという話を聞いたことがあるかも知れません。
あるいは就寝時のエアコンのせいで、風邪をひいてしまうという話も耳にします。
寝ている時のエアコンで体調を崩したり、風邪をひいてしまうのは、エアコンの風が直接人体に当たっていたり、室温を必要以上の冷やしすぎてしまっていたりすることが原因であったり、エアコンによる室内の乾燥によって喉がダメージを受けることも体調不良の要因となります。

また乾燥によってウイルスが飛散しやすくなり、結果的に風邪をひくというケースもあります。
乾燥については下記の記事をご参考ください！

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まとめ

・暑い熱帯夜にエアコンをつけっぱなしにするのは快眠のために有効
・快眠のための秘訣は？
　－布団の中をベストな温度：33度前後に保つ
　－室内の「温度」「湿度」「気流」に気を付ける
　－個人の「体質」「着衣量」「寝具量」に気を付ける
・寝るときの最適なエアコンの設定は25度前後
・エアコンで体調が悪くなる、風邪をひく原因は、風を直接当てたり設定温度が低すぎるのが原因

真夏の暑苦しい場合に寝る時に、冷房をつけたままだと電気代が心配と言う方もいらっしゃるでしょうが、夜中にエアコンのオンオフを繰り返した方が効率が下がって電気代もかかってしまいます。
暑い夏は適切な設定温度で、エアコンをつけっぱなしにしておくがの正解です。

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