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エアコンのフレア加工とは?自分でできるか、手順を解説
更新日:2024年6月22日
公開日:2024年1月16日
エアコンの配管をする際には、配管の接続部に「フレア加工」という作業が必要となります。
一般的にあまり知られていないフレア加工ですが、配管のためには欠かせないもののため、詳しく知っておいた方が依頼する際にもプラスになります。
そこで今回はそんなフレア加工とは何か、そしてフレア加工は自分で出来るのかについて説明していきます。
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エアコンのフレア加工とは?
エアコンのフレア加工とは、エアコンの室内機と室外機を接続する「配管」の接続部を「ラッパ状」に広げる加工です。
このフレア加工をせずに配管を接続してしまうと、ガス漏れの原因となりますので注意が必要です。
エアコンのフレア加工はなぜ必要?
ではなぜエアコンの配管接続部にフレア加工が必要となるのでしょうか? エアコンの室内機と室外機は「冷媒菅」という配管で接続されています。
この接続部からガス漏れしないようにするために、フレア加工が必要なのです。
フレア加工はエアコンと冷媒管の接合の中で、もっとも需要で、冷媒ガスが漏れないよう、冷媒管と室外機、室内機を隙間なく接続するための作業となります。
エアコンフレア加工は自分でできる?
ではこのフレア加工という作業は、自分でもできるのでしょうか?
結論から言えばフレア加工を実施するためには、専用工具や技術、さらには知識が必要なため、自分ではできません。
エアコンのフレア加工に必要な道具は?
では、自分でできない理由について、もう少し細かく見ていきましょう。
まずはエアコンのフレア加工に必要な道具はについてです。
フレア加工をするためには、次のような専用の道具が必要です。
・フレアツール
・パイプカッター
・リーマー・金具ヤスリ
・インパクトドリル
このような工事用の道具が必要となりますから、一式そろえるよりも専門業者に工事を依頼した方が安上がりになるのです。
フレア加工の手順を解説
次にエアコンのフレア加工の手順を紹介しておきます。
【手順①】配管のサイズを確認する
エアコンの配管には二つの種類があります。
そのためまず、加工する配管サイズが「2分3分」か「2分4分」を確認します。
【手順②】パイプカッターで水平に銅管をカットする
次に、パイプカッターでフレア加工する冷媒管を水平にカットします。
【手順③】リーマーやヤスリでバリを取る
冷媒菅をカットしたら、リーマーやヤスリでカットした部分のバリを取り除きます。
【手順④】フレアツールのクランプバーに銅管を挟む
バリを取り除いたら次に、フレアーツールのクランクバーに冷媒菅を挟みます。
【手順⑤】フレアツールのコーンを所定の位置に合わせて固定する
フレアーツールのコーン(穴)に冷媒菅を固します。
【手順⑥】ハンドルを回し、銅管をラッパ状に広げる
最後にフレアーツールのハンドルを回して、冷媒菅を「ラッパ状」にひろげます。
フレア加工注意点を解説
ではこのフレア加工をする際に、どんな注意点があるでしょうか。 まずは加工部にほんの僅かでも歪みやバリ、傷、割れなどがないよう、丁寧に加工する必要があります。
ラッパ部分のフレアが、大きすぎたり小さすぎたりするのもNGです。
もしサイズがきちんと合っていないと、フレア部分から冷媒ガスが抜ける原因となってしまいます。
そのためフレア加工は、非常に精密に仕上げなければならない作業となります。
さらに銅管は柔らかい素材のため、加工には充分な技術と知識が必要となるのです。
まとめ
・エアコンのフレア加工とは室内機と室外機をの接続部を「ラッパ状」に広げる加工
・接続部からのガス漏れ防止するためフレア加工が必要
・フレア加工は自分ではできない
・フレア加工には専用の道具が必要
・フレア加工の手順
・【手順①】配管のサイズを確認する
・【手順②】パイプカッターで水平に銅管をカットする
・【手順③】リーマーやヤスリでバリを取る
・【手順④】フレアツールのクランプバーに銅管を挟む
・【手順⑤】フレアツールのコーンを所定の位置に合わせて固定する
・【手順⑥】ハンドルを回し、銅管をラッパ状に広げる
・フレア加工は繊細な作業が必要
フレアー加工は専用工具や技術、そして知識が必要ですから、絶対に自分で作業をしないでください。
フレアー加工はエアコン工事で、もっとも需要な作業ですから、必ず専門業者に依頼するようにしましょう。
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