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冬はエアコンの買い替えどき?交換時期の目安と“お得なタイミング”を徹底解説
更新日:2025年12月6日
公開日:2025年12月6日

冬は暖房の使用頻度が一気に上がる季節です。
「暖房が効かない」「電気代が異常に高い」などのトラブルが表面化しやすく、エアコンの“本当の実力”や“劣化の程度”がもっとも分かりやすいタイミングとも言えます。
ここでは、冬が買い替えどきと言われる理由から、交換判断の目安、お得に購入できるタイミングまで、わかりやすく解説します。

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目次
冬に多い“暖房が効かない”あるある症状は買い替えサイン?…そのイライラ、実はエアコンのSOSかも

冬にだけ顕著になる不調は、エアコンが「そろそろ限界です」と訴えているサインの可能性があります。よくある症状を見ていきましょう。
設定温度を上げても部屋が暖まらない(気持ちは熱くても空気は冷たい・・・)
エアコンを強めに設定しても部屋が暖まらない場合、原因として以下が考えられます。
・フィルターの詰まり
・冷媒ガス漏れ
・霜取り運転による能力低下
・本体の寿命・故障
特に冷媒ガス漏れや寿命は冬に症状が顕著になり、設定温度だけ上げても改善しません。
買い替え検討の重要なサインです。
霜取り運転が頻発して暖房が止まりがち
外気温が5℃以下になると、室外機に霜がつきやすくなり、エアコンは自動で“霜取り運転”を行います。
この運転中は一時的に冷房運転に切り替わるため、冷たい風が出て「暖房が止まってる?」と感じやすくなります。
頻度が高すぎる場合、能力不足・経年劣化・外気条件の悪化が原因で、買い替えが必要なケースもあります。

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暖房の電気代だけ妙に高い気がする
冬場は外気温が低いため、室温を維持するだけでも多くのエネルギーを使います。
古いエアコンは効率が落ちているため、さらに稼働時間が長くなり、電気代が跳ね上がりやすい傾向があります。
「暖房だけ極端に高い」と感じたら、性能低下のサインです。
経年劣化で暖房効率が落ちる仕組み
エアコンの寿命は約10年。主要部品はおおむね“10年程度の使用”を前提に設計されており、年数が経つと暖房能力が目に見えて低下します。
外気温が低い冬は劣化が露呈しやすく、買い替えの判断がしやすい時期です。
買い替え前にチェックしたいポイント
・冷えない・温まらない
・異音がする
・水漏れがある
・10年以上使用している
これらに該当する場合は買い替えを優先的に検討しましょう。

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冬はエアコンの弱点や劣化がもっとも見抜きやすい季節です。
気温が大きく下がる冬は、暖房のMAXの力を求められるため、劣化や性能低下が表に出やすくなります。
では、なぜ冬になるとエアコンの状態が見抜きやすくなるのでしょうか?
暖房運転で劣化の有無が見抜きやすい
冬は外気温との差が大きく、エアコンは室内を暖めるために最大能力での運転を求められます。
その結果、
- コンプレッサーのパワー不足
- 熱交換効率の低下
といった劣化がより顕著に表れ、普段は気付きにくい不調が表面化しやすくなります。
とくに暖房運転は冷房よりも負荷が大きいため、エアコンの“本当の実力”が分かりやすく、夏よりも買い替え判断がしやすい季節と言えるのです。
夏より工事予約が取りやすくストレスが少ない
夏はエアコン工事が殺到し、数週間待ちになることもあります。
一方、冬は比較的余裕があり、購入してすぐ設置してもらえるのが大きなメリットです。
とくに繁忙期を避けることで、希望日に合わせた工事日程を組みやすく、スムーズに交換作業を進められます。
「すぐ使いたいのに待たされる」というストレスが少ない点も、冬の買い替えが推奨される理由のひとつです。
旧モデル在庫が出やすく価格が下がりやすい
エアコンの型落ち時期は明確です。
・上位モデル:10〜11月
・標準モデル:2〜3月
・年末セール:12月
・初売り:1月
このタイミングは旧モデル在庫が出やすく価格が下がるため、冬は“買い替えのお得シーズン”とも言えます。
10年超えのエアコンは冬の点検で状態がよく分かる
冬の暖房は冷房より負荷が大きいため、冷房時には出なかった不具合が出やすくなります。
10年以上使用している場合、冬に一度動かして状態を確認することで、買い替え判断が明確になります。
暖房運転では、劣化した部品の影響が表れやすく、エアコンの不調がチェックしやすい時期です。
今後も安心して使い続けていくためにも、冬の点検は非常に有効です。
冬に選ぶべきエアコンのポイント(暖房重視モデルの選び方)…冬は“パワー勝負”です

冬にエアコンを購入する場合は、エアコンのどのような機能などに注意して購入するのがいいのでしょうか?
結論から言うと、暖房性能を重視するなら、寒さに強いモデルを選ぶことが重要です。
以下がその理由になります。
暖房能力(kW)を最優先すべき理由
暖房能力が不足していると、設定温度に達するまでに時間がかかり、部屋が十分に温まりません。
適切なkWを選べば、
・素早く部屋を暖められる
・電気代を節約できる
寒冷地仕様モデルは電気代対策にも強い
寒冷地仕様のエアコンは、
・大きな熱交換器
・高性能コンプレッサー
を搭載し、氷点下でも高い暖房能力を維持できます。
標準モデルより暖房の電気代が抑えられるのも特徴です。
室外機の性能が暖房効率を決める
暖房効率は室外機によって大きく左右されます。
・吸い込み口・吹き出し口がふさがれない
・風通しが良い
・熱交換器やコンプレッサーの性能が高い
こうした条件が揃ってはじめて冬の暖房能力が最大化されます。
設置環境に合わせた機種選びのコツ
住んでいる地域の気候・建物の構造・日当たりなど、環境を考慮しながら機種を選ぶことで、暖房の効きを最大限引き出せます。
冬にエアコンを交換する工事で気を付けたいポイント…寒さと凍結は“職人キラー”

冬にエアコンを交換する工事で気を付けたいポイントは以下の通りです。
既存配管の劣化は冬にこそ見つかりやすい
配管は銅管を断熱材で保護していますが、冬場はその断熱材が劣化しやすく、ボロボロの状態が発見されやすい時期です。
外気温が低いと断熱材の硬化やひび割れが進みやすく、普段は気づかない劣化が露呈するため、交換工事の際にトラブルの原因として発見されるケースが多くなります。
室外機の置き場所で霜・凍結リスクが変わる
雪に直接さらされる環境では霜取り運転が増え、暖房効率が低下します。
屋根や囲いをつければリスクを減らし、パフォーマンスを安定させることができます。
さらに、積雪による吸気阻害や室外機の埋没を防げるため、冬場でも安定した暖房能力を確保しやすく、機器の寿命面でもメリットがあります。
暖房効率を最大化する取り付け位置とは
・部屋の中央付近
・短辺の壁面
・窓の近く
・家具のない場所
・室外機は風通しの良い場所
これらが暖房効率を高める理想的な配置です。
室外機カバー・架台設置の判断ポイント
積雪地域では、室外機が雪でふさがれると暖房が止まることがあります。
専用カバーや架台で高さを確保することで、性能低下を防げます。
さらに、吹出口の凍結や吸気不足も避けられるため、冬場のトラブル発生率を大きく下げられ、安定した暖房運転を維持しやすくなります。
まとめ|この冬こそエアコン買い替えの見直し時です!
・冬はエアコンの弱点が現れる“買い替え判断のベスト時期”
・10年以上使って暖まりが悪いなら買い替え推奨
・冬は工事予約が取りやすく価格も下がりやすい
・暖房重視なら暖房能力(kW)・室外機性能・寒冷地仕様を確認
・設置環境によって性能が大きく変わる
以上を踏まえ、エアコンは“冬のうちに”買い替えるのがもっとも合理的でお得です。
さらに、冬は実際の暖房機能を体感しながらエアコンを選べるので、納得のいく買い替えがしやすい季節でもあります。
特に省エネ性能が向上した最新モデルは、暖房機能が安定しているいて電気代の節約効果も期待でき、メリットが大きくなります。
ご自身の生活環境に合った機種を選ぶことで、冬の寒さをより快適に乗り切る準備が整うため、早めの検討が安心につながります。
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