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エアコン畳数表示は実は昭和基準?今の家で失敗しないためのエアコン選びのポイント
更新日:2026年1月9日
公開日:2026年1月9日

エアコンのカタログにある「8畳~12畳」というような畳数表示は便利な目安ですが、実はその数字だけを信じて選ぶと失敗しやすいといわれているのです!
なぜ失敗しやすいのかと言うと、住宅の断熱性・構造・窓の大きさなど、実際に必要な冷暖房能力は家によって大きく異なるためです。
ここでは、エアコン選びで後悔しないためのポイントを「現代の家に合った基準」でわかりやすく解説します。

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目次
畳数表示をそのまま信じて大丈夫?多くの人がやりがちなエアコン選びの“落とし穴”

エアコンを選ぶとき、もっとも多い失敗が「畳数通りに買ったのに効きが悪い」というケースです。
以下の2つは特に注意が必要です。
6畳なのに効きが悪い…その理由は“畳数通りじゃ足りない”から
エアコンの適用畳数は、部屋の床面積だけで決まるものではありません。
・建物の構造(木造・鉄筋)
・日当たりの強さ
・窓の大きさ
・断熱材の有無
などによって必要な能力が大きく変わります。
木造は鉄筋住宅より気密性が低く、同じ6畳でも必要な容量が増えることが多いのが現実です。そのため、「6畳の部屋=6畳用で十分」とは限らず、環境によっては性能が1ランク上のエアコンが必要になることもよくあります。
「冷房は効くのに暖房が弱い」よくある悩み
エアコンは「冷房能力」と「暖房能力」が同じではありません。
例えば10畳用の場合、カタログには
・冷房:8~12畳
・暖房:8~10畳
と書かれています。
これは暖房能力の方が小さく、冬はよりパワーが必要だからです。冷房が効くからといって暖房も十分とは限らないため、購入前は必ず“冷暖房それぞれの適用畳数”を確認することが重要です。
畳数表示だけで選ぶと失敗しやすい理由
・畳数表示は“あくまで昔の目安”
・建物の構造・断熱性で必要能力は変わる
・窓が大きい・日当たりが強いだけで能力不足になる
このように、畳数は目安に過ぎず、実際の環境の方が圧倒的に重要です。
エアコンの畳数表示は昔の基準?知られていない“数字の裏側”

意外と知られていませんが、エアコンの畳数表示はなんと「昭和の住宅性能」をもとにした基準のままなんです!
昭和〜平成初期の「断熱・気密性能」が基準のまま
現在使われている畳数基準は1964年のJIS規格。
当時の住宅は断熱性能が低く、木造平屋・アルミサッシが主流でした。
しかし現代住宅は
・断熱材の性能向上
・複層ガラス
・気密性の高い構造
により、昭和当時よりはるかにエネルギーロスが少なくなっています。
そのため、古い基準の畳数表示では「実際より大きすぎる」「あるいは逆に足りない」といったズレが発生します。
アルミサッシ前提の“熱が逃げる家”の基準が残っている
昔の住宅はアルミサッシで隙間も多く、外気の影響を受けやすいものでした。その基準をもとに作られた畳数表示が今でも使われているため、現代の家では過大評価・過小評価が起きやすくなっています。
エアコンを選ぶときは、住宅の断熱性・気密性を必ず考える必要があります。
今の住宅に合ったエアコン畳数の考え方(これなら失敗しない)

では一体何を基準にすればエアコン選びで失敗はしないのでしょうか?
それは現代の住宅性能に合わせたエアコン選びをする必要があり、そうすることで冷暖房効率は格段に上がります。
新築・高断熱住宅では“畳数より能力値(kW)”を見るべき
高断熱・高気密の家では、昭和基準の畳数表示はあまり当てになりません。
そのため、
・能力値(kW)
・最低~最大能力
・省エネ性能
を見るほうが確実です。
特に2.2kW・2.5kW・2.8kWといった“能力値”の違いが快適性を左右します。
中古や築古住宅では窓・日当たり・天井高で大きく変わる
築古住宅は断熱材が薄い・窓がアルミサッシ・気密性が低いなど、外気の影響を受けやすい傾向があります。
この場合は
・窓が大きい → 容量アップ
・西日が強い → さらにアップ
・天井が高い → 能力追加
というように、環境に合わせて1〜2ランク上を選ぶのが安全です。
「暖房の畳数」と「冷房の畳数」は別物という落とし穴
同じエアコンでも
・冷房:広め
・暖房:狭め
に設定されているのが一般的です。
特に寒冷地や冬の冷え込みが強い地域では、暖房能力を優先して選ぶ方が失敗がありません。
“何畳用を選べばいいかわからない”人向け:環境別のおすすめ選び方

何畳用を選べばいいかわからない人向けに、おすすめの選び方をご紹介します。
6畳でも“8〜10畳用”が必要になるケースとは?
・古い木造住宅
・断熱材がほとんどない家
・単層ガラス・アルミサッシ
このような“熱が逃げる家”では、6畳でも8〜10畳用が必要になることがあります。とくに暖房は能力不足になりやすいので注意が必要です。
逆に「6畳用で十分」な環境もある
・鉄筋コンクリート造
・高断熱・高気密住宅
・窓が小さい
このような環境では、6畳用のエアコンで十分に効きます。外気の影響が少ないため、適用畳数どおりの能力が発揮されます。
部屋の用途(寝室・子ども部屋・リビング)で選び方は変わる
・寝室:静音性・温度制御の精度
・子ども部屋:シンプル操作、空気清浄・換気機能
・リビング:家族の滞在時間が長いので高能力&省エネ
部屋の用途に合わせて選ぶことで快適性と省エネ性が向上します。
まとめ|畳数表示はあくまで“目安”。家の性能から考えるのが正解
エアコンの畳数表示は、部屋の広さを判断するための目安として使われていますが、住宅の断熱性や気密性、冷房と暖房の能力差、部屋の用途によって最適なエアコンは大きく変わります。畳数だけでエアコンを選ぶと、効きが悪い・電気代が高いといった失敗につながることもあります。
ここでは、エアコン選びで押さえておきたい重要なポイントを整理します。
・畳数表示は昭和基準で“今の家とは合わない”
・冷房と暖房の適用畳数は別物
・建物の性能(断熱・気密)で必要能力は大きく変わる
・高断熱住宅はkW基準、築古住宅は1ランク上が安全
・用途別(寝室・子ども部屋・リビング)に最適な機能は異なる
エアコン選びは「畳数」より「生活環境・住宅性能・用途」の3つを総合的に見るのがもっとも失敗しない方法です。
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