エアコンクリーニングは自分でできる?失敗しない掃除手順とプロに頼むべき判断基準を解説

更新日:2025年10月22日

公開日:2023年2月21日

エアコンクリーニングは自分でできる?失敗しない掃除手順とプロに頼むべき判断基準を解説
エアコンクリーニングは自分でできる?失敗しない掃除手順とプロに頼むべき判断基準を解説

「エアコンの風がカビ臭い」「冷えが悪い」と感じたとき、真っ先に思い浮かぶのがエアコンクリーニング
しかし「業者に頼むと高そうだし、自分で掃除できないかな?」と思う方も多いでしょう。

この記事では、自分でできるエアコン掃除の正しい手順便利グッズの使い方を解説します。
あわせて、自力では難しいケースや、プロに依頼したほうが良い判断ポイントも紹介します。
正しい知識で安全にエアコンをきれいに保ちましょう。

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エアコンクリーニングを自分でするメリット・デメリット

エアコンクリーニングを自分でするメリット・デメリット

自分で掃除するメリット

  • 費用を抑えられる(業者に頼むと1万円〜2万円前後)
  • 思い立ったときにすぐ掃除できる
  • エアコン内部の仕組みを理解できる

市販のスプレーやブラシを使えば、外装・フィルター・吹き出し口の簡易清掃は自分でも可能です。
とくにフィルター掃除を月1回程度行うだけでも、冷暖房効率の改善や電気代の節約につながります。

自分で掃除するデメリット

  • 分解部分を誤ると故障や感電のリスクがある
  • エアコン内部(熱交換器・ファン部分)の汚れは落としきれない
  • カビ・埃が残ると、逆にニオイや健康被害の原因になる

エアコンの構造は精密です。特に内部の電子基板やファンに触れると故障の原因になるため、
できる範囲を見極めることが大切です。

自分でエアコンを掃除する手順とポイント

自分でエアコンを掃除する手順とポイント

① 電源を切ってから作業開始

まずは電源プラグを抜き、ブレーカーを落として安全を確保します。
感電防止はもちろん、誤作動による事故を防ぐためにも重要です。

② フィルターを外して洗う

フィルターはホコリが最もたまりやすい部分です。
掃除機で表面のホコリを吸い取ったあと、ぬるま湯と中性洗剤で優しく洗い、しっかり乾燥させましょう。
※濡れたまま戻すとカビの原因になります。

③ 吹き出し口とルーバーの掃除

ルーバー(風向きを変える羽部分)は、カビ・埃が付きやすい箇所
割り箸にキッチンペーパーを巻きつけたり、細いブラシで優しく拭き取ると効果的です。
届きにくい部分は専用の細ノズル付きクリーナーを使うと便利です。

④ 外装パネルを拭く

外装パネルには静電気でホコリが付きやすいので、中性洗剤を含ませた布で拭き取るのがおすすめ。
最後に乾拭きしてツヤを出せば清潔感が戻ります。

⑤ 送風運転で乾燥させる

掃除が終わったら、「送風運転」または「内部クリーンモード」で30分〜1時間ほど乾燥させましょう。
水分が残るとカビが再発しやすくなるため、この工程は必須です。

エアコンクリーニングに便利なおすすめグッズ3選

市販品でも十分に役立つ掃除アイテムをいくつか紹介します。

● エアコン専用クリーニングスプレー

熱交換器(アルミフィン)用に設計されたスプレーは、奥の汚れを分解して排水させる仕組み。
ただし、電装部(基板やセンサー)には絶対にかけないよう注意が必要です。

● 養生カバー・防滴シート

内部を掃除するときは水や洗剤が飛び散るため、壁や床をしっかり養生しておくのがポイント。
市販の「エアコン掃除用カバー」を使えば、室内を汚さず作業できます。

● 小型ブラシ・割り箸・綿棒

細かい部分のホコリ取りや隙間掃除に最適。
「エアコン専用ブラシ」や「ファンブラシ」を使うとより安全・効率的に汚れを落とせます。

自分で掃除する際の注意点

自分で掃除する際の注意点
  • 電気部品や配線部分には触れない
  • 洗剤のかけすぎや高圧洗浄機の使用はNG
  • 高所での作業は無理をせず、脚立を安定させる
  • 水が垂れて壁紙や家具を汚さないよう、しっかり養生する

また、エアコンの構造や分解方法はメーカーごとに異なります。
取扱説明書を確認し、「自分で清掃可能」と記載されている範囲内で行うようにしましょう。

こんなときはプロに依頼しよう

次のような場合は、無理せず専門業者に依頼するのが安心です。

  • エアコン内部(ファン・熱交換器)に黒カビが見える
  • スプレー洗浄をしてもニオイが取れない
  • 水漏れや異音がある
  • 高所・天井埋め込み型など、分解が複雑なタイプ

プロのクリーニングでは、専用洗剤と高圧洗浄機を使って内部まで分解洗浄するため、
自力では落とせない汚れやカビを根本から除去できます。
また、作業後に防カビ・抗菌コーティングを施すことで、清潔さが長持ちします。

エアコンクリーニングは年に何回すればいい?

一般的には年に1〜2回(春と秋)の掃除が理想的です。
冷暖房の使用が少ない時期に行うと、次のシーズンを快適に迎えられます。

とくにペットや喫煙者がいる家庭では、フィルター掃除を月1回+内部清掃を年1回のペースを目安にしましょう。

まとめ|正しい方法で安全に、快適な空気を保とう

エアコンクリーニングは、手順を守れば自分でも十分に行えます。
ただし、内部洗浄や電装部の扱いには注意が必要
無理せず、危険を感じたらプロに依頼するのが最善です。

定期的な清掃でエアコンの寿命を延ばし、電気代の節約にもつなげましょう。
フォーラムサービスでは、プロによるエアコンクリーニングや設置・回収などのサポートも対応しています。
お気軽にご相談ください。

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