衝撃!エアコンから虫が!?虫が侵入した場合の対処法と対策とは?

更新日:2025年11月4日

公開日:2023年6月9日

衝撃!エアコンから虫が!?虫が侵入したときの原因・対処法・防止策を徹底解説!

こんにちは!虫がちょっと苦手なフォーラムサービスの田中です(笑)

ある日、何気なくエアコンをつけたら……
「え? なんか黒い影が動いた!?」
——そんな恐怖体験、ありませんか?

実は、エアコン内部は虫にとっての「高級リゾート」なんです。
暗くて、湿気があって、外とつながる通路(ドレンホース)も完備。
快適な“虫の別荘”状態になってしまうことも。

今回は、そんな「エアコン虫事件」を防ぐために、
原因・対処法・再発防止策を専門的かつわかりやすく紹介していきます!

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エアコン内部に虫が侵入する“あるある”5選

エアコン内部に虫が侵入する“あるある”5選

「そんなことあるの?」と思うかもしれませんが、意外と多いんです。エアコン虫トラブル。
ここでは、思わず「あるある…!」となる5つのパターンを紹介します。

あるある① 深夜に「カサカサ…」の音、犯人はエアコン内部

寝室の静寂を破る“謎の音”。
「天井? 壁? いや…エアコンだ!」
正体は、エアコン内部を歩くゴキブリや小虫ということも。
音の原因がエアコンと気づかず、数日間ホラー状態になるのは“あるある”です。

あるある② 吹き出し口から虫が登場して絶叫

冷風と一緒に黒い影がヒュッと登場。
虫嫌いな人ほど、その一瞬の記憶がトラウマに。
しかも、虫は風の流れを逆走して侵入することもあるので、油断できません。

あるある③ 室外機まわりの水たまりが“虫の温泉”状態

特に夏場、ドレンホースの先にできる小さな水たまり。
そこに小バエやコバエが集まり、卵を産みつけることも。
結果、そのままホースを通ってエアコンへ……という“温泉→引っ越し”ルートです。

あるある④ エアコンを開けたら、カラカラの虫の亡骸

シーズン初稼働前に掃除をしてみたら、
「フィルターの裏に…あれ? これ、虫の…?」
という体験もよくあります。
冬眠していた虫や、風で吸い込まれた小虫が乾燥してそのまま残っているケースです。

あるある⑤ 殺虫スプレーを噴射して火災寸前!

慌ててスプレーをかけたら、「バチッ」と火花。
エアコン内部には電気部品が多く、スプレーのガスが引火する危険があります。
焦って使ってしまうのも、あるある失敗例です。

エアコンの中に虫がいるときの正しい対処法

エアコンの中に虫がいるときの正しい対処法

もしも「中に虫がいる!」と気づいたら、焦らずに以下の順番で対処してください。

① くん煙剤(バルサンなど)で内部を駆除

まずエアコン内部に直接スプレーしない!
スプレー殺虫剤の可燃ガスは、エアコン内部で火災の原因になります。

安全に駆除するなら、「バルサン」などのくん煙タイプを使用。
煙が内部まで行き届き、虫を根こそぎ退治してくれます。

使用ポイント

  • 家具・カーテンに臭いがつかないように養生
  • 使用後はフィルター洗浄と換気を忘れずに

② 冷却スプレーで“外に出してから”退治

虫を無理に中で殺そうとせず、軽く運転して外に誘導
外に出てきたタイミングで、冷却スプレーを使用します。

このとき重要なのは、

「殺虫成分なし・ガスなし・溶剤フリー」のタイプを使うこと。

これならエアコンの内部を傷つけずに安全に駆除できます。

③ エアコン付近に粘着トラップを設置

エアコンに虫を侵入させない予防策

「退治」よりも大切なのは「入れない」こと。
ここからは、虫を寄せつけないための効果的な予防策を紹介します。

① 室外機のドレンホースを防虫仕様に

侵入経路の80%がドレンホースです。
ここを防ぐだけで、虫侵入リスクは劇的に減少します。

対策方法

  • 「エアーカットバルブ」を装着
  • 代用として「排水ネット」や「ストッキング」でもOK

【参考】
国民生活センター「害虫が出たが駆除の仕方がわからない。どこに相談すればよいか。」

② 配管穴・通気口の隙間をチェック

壁の配管穴が劣化してパテが剥がれると、虫の通り道に。
パテを厚めに盛り直す、もしくは化粧カバーで密閉しましょう。

また通気口からの侵入には、ネットを貼るだけでも効果絶大です。

③ 窓・網戸まわりも“見逃しゾーン”

窓から入り、吹き出し口を伝って侵入するケースも。
防虫吊り下げ剤や、網戸の隙間テープで外部からの侵入をブロック。

【番外編】虫が原因で火災に!?「トラッキング現象」に注意

エアコン内部に入り込んだ虫が、電気系統に触れてショートする事故も報告されています。

特に「トラッキング現象」は要注意。
ほこり+湿気+虫の体液で電流が通りやすくなり、発火する現象です。

【参考】
NITE(製品評価技術基盤機構):電源プラグのトラッキング現象について
NITE:配線器具の火災事故に注意!!
JFEエンジニアリング「住宅防火対策~トラッキング現象について~」

まとめ|虫の侵入は「見つけたら即対処、再発防止を徹底!」

  • エアコン内部の虫はくん煙剤で安全に除去
  • スプレー式殺虫剤の直噴は禁止!
  • 冷却スプレーで外側から処理
  • ドレンホースと配管穴を徹底チェック
  • 通気口・窓も防虫グッズでガード
  • 虫による火災リスクもあるため放置しない!

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