ペットと暮らすエアコン完全ガイド|温度・湿度設定/機能選び/毛・におい対策【保存版】

更新日:2025年11月1日

公開日:2025年11月1日

ペットと暮らすエアコン完全ガイド|温度・湿度設定/機能選び/毛・におい対策【保存版】
ペットと暮らすエアコン完全ガイド|温度・湿度設定/機能選び/毛・におい対策【保存版】

ペットと暮らすライフスタイルでは、「どうすればペットが快適に過ごせるエアコン環境をつくれるか?」が気になりますよね。
この記事では、犬や猫、小動物などのペットにとって快適な温度・湿度設定のコツや、
おすすめのエアコン機能、毛・におい対策まで
を【保存版】としてわかりやすく解説します。

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目次

ペットにやさしいエアコン、どんな機能がいいの?

ペットにやさしいエアコン、どんな機能がいいの?

ペットにやさしいエアコンとは、単に冷暖房能力が高いだけではありません。
室温・湿度を安定させ、清潔で安心できる空気環境を保てる機能がポイントです。
ここでは、特に注目したい基本機能とプラス機能を紹介します。

まずはこの4つの機能は優先したい(エアコンの基本機能)

ペットにやさしいエアコン選びのためには、まず次の4つの機能を優先してください。

再熱除湿

「再熱除湿」は、室温を下げずに除湿できる便利な機能です。
梅雨時期や湿気が多いのに肌寒い季節でも、ペットにとって心地よい湿度を保てます。
特に体温調節が苦手な小型犬や猫におすすめです。

気流コントロール(上下/左右・天井気流)

「気流コントロール」は、部屋の空気をムラなく循環させるための機能です。
上下・左右・天井方向への気流を細かく制御できることで、
ペットが寝そべる床付近の温度差をやわらげ、快適な空間をつくれます。

人感/不在エコ(オート節電)

三つ目は「人感/不在エコ(オート節電)」です。
これは、人がいないときに運転・停止ができる機能で、人やペットの動きに合わせ風量・風向きが調整できます。

フィルター自動清掃

「フィルター自動清掃」機能は、内部のホコリを自動で除去し清潔さを保つもの。
ペットの毛やホコリがたまりやすい環境では特に重宝します。
ただし内部のカビまでは除去できないため、定期的な専門クリーニングも大切です。

あれば嬉しいプラス機能も要チェック!(エアコン拡張機能)

次に、「あると便利な追加機能」を紹介します。
これらの機能をうまく活用することで、快適さと省エネを両立できます。

スマホ遠隔操作機能

まずは「スマホ遠隔操作機能」についてです。
これは、外出先でもスマホで運転・停止ができる機能で、エアコンの消し忘れ防止や、外出中、帰宅前に運転操作できるので便利です。

空気清浄・脱臭機能

次に、空気清浄・脱臭機能です。
これは温度調節とあわせて部屋の空気をきれいにしてくれる機能となります。

ペットに優しい機能も大切だけどエアコンメンテナンスのしやすさも大事

高機能なエアコンを選ぶことも大切ですが、
「掃除のしやすさ」や「メンテナンス性」も見逃せません。
ペットを飼っている家庭では、毛やフケがフィルターや内部に溜まりやすく、
放置するとエアコンの効きが悪くなったり、臭いの原因になることも。

「パネルが簡単に外せる」「フィルター掃除がラク」など、
日々のメンテナンスがしやすい設計のものを選ぶのがポイントです。

エアコンでお部屋を心地よく保つコツ(温度・湿度・見守り)

エアコンでお部屋を心地よく保つコツ(温度・湿度・見守り)

続いてはペットがエアコンでお部屋で心地よく過ごすために「温度・湿度・見守り」という観点から見ていきたいと思います。

エアコンの風向き:直風は避ける

エアコンの風が直接ペットに当たると、体に負担がかかります。
冷房時は風向きを上向きに、暖房時は下向きに設定して、
やさしい気流が部屋全体に広がるようにしましょう。

特に小型犬や猫は冷えに弱いため、
エアコンの直風を避けることで健康トラブルのリスクを減らせます。

季節ごとの基本(エアコン運転の考え方)

季節によってエアコンの使い方を工夫することも大切です。

  • 夏場: 気温上昇による熱中症を防ぐため、日中もエアコンをつけっぱなしに。
  • 冬場: ストーブなどの暖房器具はやけどや火災の危険があるため、
     エアコンで室温を一定に保つと安全です。

犬や猫にとって快適な室温の目安は25〜27℃前後。
個体差や年齢によって適温は異なるため、様子を見ながら微調整しましょう。

飼い主がいない時の対応こそ大切に

さらに、飼い主がいない時の対応こそ大切ということを忘れてはいけません。
飼い主の不在時にはタイマー機能やスマホでの遠隔操作などで、エアコンを操作し室内温度をコントロールし、つけっぱなし状態にしてください。
ペット用カメラなどもあるので留守中の様子を確認し、安心できる環境を整えておきましょう。 

エアコンの毛・におい対策とフィルターお手入れ

エアコンの毛・におい対策とフィルターお手入れ

ペットと暮らす家庭では、毛やにおいの蓄積がエアコンの性能や空気の質に直結します。
フィルターや内部に汚れがたまると、冷暖房効率の低下だけでなく、アレルギーやカビの原因にも。
ここでは、ペットと快適に暮らすための「3つのポイント」と「お手入れのコツ」を紹介します。

エアコン周りで押さえる3つのポイント

まずは、エアコン周りで押さえる3つのポイントを説明します。

吸込み口を塞がない

まず大切なのは、吸込み口の前に物を置かないことです。
送風口や吸込み口を家具やケージでふさぐと、風の循環が悪くなり冷暖房効率が下がります。
また、ペットが家具に上ってエアコンのファンに近づくと、ケガの原因にもなります。

安全と快適性の両立のために、エアコン周辺は常に風が通るスペースを確保しましょう。

フィルター清掃の頻度をルーティーン化する

フィルター清掃の頻度をルーティーン化することも重要なポイントです。
ペットを飼っていると通常よりフィルターは汚れやすくなりますので、通常より頻繁に清掃してください。
目安は2週間に1回程度です。

においの元を分けて考える

においの元を分けて考えることも重要です。
部屋のにおいが気になる場合、まずはペット臭かエアコン臭か見分けてください。
見分け方としては、エアコン停止後しばらくして部屋のにおいが消えるかどうかを確認します。
すぐににおいが消えれば、においの元はエアコンが原因である可能性が高くなります。
エアコンのにおいの解消は、送風運転して軽減される場合があるため、内部の汚れが原因である可能性が高いと言えます。

実は順番がコツ!?におい対策

におい対策は「順番」が大切です。
まず発生源の対策 → 換気 → エアコン内部ケアの流れで取り組みましょう。

①最優先!エアコンの前ににおいの発生源の対策と換気

トイレや寝床、ケージ内の掃除をこまめに行い、においの元を絶ちます。
消臭剤を使う場合は、ペットに安全な成分のものを選ぶようにしましょう。
また、1日数回の換気で部屋全体の空気を入れ替えると効果的です。

②エアコン運転でにおい対策

エアコン使用後は、30分ほど送風運転を行い内部を乾燥させます。
湿気を飛ばすことでカビの発生を防ぎ、においの発生源を根本から抑えることができます。
送風モードは手動設定できる機種も多いため、習慣化しておくと安心です。

ペットの毛対策のエアコン小ワザ

ペットの毛対策のための、エアコン小ワザについても紹介しておきます。

簡易プレフィルタを使用する

抜け毛が多いペットの場合は、エアコン用の簡易プレフィルタを取り付けるのが効果的。
ホームセンターなどで入手でき、貼るだけで毛の侵入を軽減できます。
定期的に交換すれば、内部の汚れをぐっと抑えられます。

ケージ/寝床は吸込み口の反対側に配置すると毛の直吸いが減る

ペットのケージや寝床は、エアコンの吸込み口の反対側に配置すると毛の直吸いを減らせます。
エアコンは空気を吸って風を送る仕組みですから、ケージや寝床がエアコン吸い込み口の真下や正面に置くと直接毛を吸ってしまいます。
ですから吸い込み口の反対側などにケージや寝床を置くようにしてください。

小動物・鳥・爬虫類など体が小さいペットほどエアコン直風はNG!

小動物・鳥・爬虫類など体が小さいペットほどエアコン直風はNG!

ハムスター・ウサギ・鳥・爬虫類などの小動物は、
体温調節が難しく、温度や湿度の変化にとても敏感です。
そのため、エアコンの直風は絶対に避けるようにしましょう。
ケージは風が直接当たらない位置に置き、急激な温度変化を防ぐことが大切です。

室内機の正面直線上にケージを置かない

ペット全般で注意すべきなのが、室内機の正面直線上にはケージを置かないということです。
ケージは必ずエアコンの風が直接当たらない場所、風通しがよい場所に置いてください。
できれば直射日光が当たらない場所、窓から離れた壁際などに置くとよいでしょう。
遮光カーテンなどで日差しを遮ることも有効です。

まとめ|ペットが快適に過ごせるエアコン選びと使い方のポイント

エアコン取り付けスタッフ

・ペットにやさしいエアコン、どんな機能がいいの?
・再熱除
・気流コントロール(上下/左右・天井気流)
・人感/不在エコ(オート節電)+
・フィルター自動清掃
・スマホ遠隔操作機能
・空気清浄・脱臭機能
・空気清浄・脱臭機能
・ペッに優しい機能も大切だけどエアコンメンテナンスのしやすさも大事
・エアコンでお部屋を心地よく保つコツ(温度・湿度・見守り)
・エアコンの風向き:直風は避ける
・季節ごとの基本(エアコン運転の考え方
・エアコンの毛・におい対策とフィルターお手入れ
・吸込み口を塞がない→前に物を置かない・家具を近づけない等
・フィルター清掃の頻度をルーティーン化する
・においの元を分けて考える
・実は順番がコツ!?におい対策
・①最優先!エアコンの前ににおいの発生源の対策と換気
・②エアコン運転でにおい対策)
・ペットの毛対策のエアコン小ワザ
・簡易プレフィルタを使用する
・ケージ/寝床は吸込み口の反対側に配置すると毛の直吸いが減る
・室内機の正面直線上にケージを置かない

ペットと快適に暮らすためには、エアコンを適切に使いこなすことが重要です。
特にペットの種類や生活環境に合わせ、温度・湿度の調整、空気の循環、安全対策、におい対策を行うようにするよう心がけましょう。
最新のエアコンには「ペットモード」などの便利機能が搭載されていることもあります。古いエアコン使用の場合は消費電力が多いため、買い替えることで電気代が削減でき、なおかつ新しいエアコンでペットと快適に暮らせるようになりますので、ペット思いの飼い主様なら、これを機にエアコンの」買い替えをオススメします。

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